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喫煙が与える肌への損失は大きすぎる

2020年05月04日

タバコは美肌を実現するにあたって大きな損失を与えるものです。タバコには約200種類の化学物質が含まれるとされています。この化学物質を吸うことにより、全く吸わない方よりも平均寿命が10歳以上短くなることが既に分かっています。寿命が縮まるということは、すなわち老化が早まるということでもあります。これは大きなデメリットと言えるでしょう。

喫煙をすると、自律神経の乱れを引き起こします。自律神経とは交感神経と副交感神経からなる神経のことを言います。活動時には交感神経、休息時には副交感神経がそれぞれ優位になることによってバランスを保っています。しかし、喫煙をしてしまうと交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、休むべきときに肌が休んでいないという状況になることもあります。その結果、肌荒れといった症状が引き起こされます。

また、タバコに含まれるニコチンには血管の収縮を引き起こす作用があります。血管が収縮すると血流量が必然的に低下します。血流にはそれぞれの細胞に酸素や栄養素を運ぶ役割がありますが、血流量が減るとその役割を上手く果たせなくなります。その結果、栄養不足の細胞が出てきてしまい、肌にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。

さらに、喫煙時には活性酸素がたくさん生成されてしまいます。それだけでも肌には大きなダメージが及びます。活性酸素を消去するためにはビタミンCが使われることになります。このビタミンCは美容に役立つ成分ですが、体内に大量の活性酸素が生成されている状況ではどんどん消耗していきます。その結果、ビタミンCが上手く活用されないという状態にも陥ることになります。

加えて喫煙者の吐く息には一酸化炭素が含まれています。この一酸化炭素は酸素の結合部位を占領してしまい、末梢までの酸素が届きにくくなります。酸素が届かないということは細胞にとって死活問題です。タバコを吸わないだけでなく、受動喫煙にも気を付けておきましょう。

最近では有害な成分の少ないタバコや電子タバコなどが登場していて、吸っても大丈夫なのではと考えている方もいるかもしれません。確かにそういったタバコは通常のものに比べると、悪い影響がやや少ない可能性があります。しかし、有害物質を完全に除去できているわけではなく、吸わないよりも有害物質を吸ってしまう量が多いのは言うまでもありません。

美容のことを考えるのであれば、禁煙を心がけることが重要と言えるでしょう。タバコに含まれる化学物質は壁やカーテン、ソファなどにたくさんつきます。その状態ではさまざまな方が化学物質を吸ってしまう可能性があります。その場で吸っていなくても悪い影響を及ぼすことがあるということです。その点からも分煙の重要性は高いと言えるでしょう。美容に欠かせない栄養や酸素の運搬は、タバコに含まれる化学物質によって妨げられる恐れがあります。美容において、喫煙はあまりにも大きな損失をもたらす行為だと言えるでしょう。